膝痛

Last Updated on 2024年3月7日 by Matsumoto Chiropractic Treatment

軟骨がすり減っていても膝痛は消える・・・・

 あなたの膝痛は膝の軟骨がすり減っているからと病院でいわれてあきらめていませんか?
もしかしたら その痛みは膝の関節が捻れているからかもしれません。
当院にはそういう方が多数ご来院され、明るい日常生活を取り戻しています。

一般的にいわれている膝痛

 お医者さんに行って付けられる病名として、①「変形性膝関節症」②「膝靱帯損傷」③「半月板損傷」④「その他の病気によるもの」等が上げられます。

 このページをご覧になっておられる方は、膝痛に悩み一通りの事はご存じの方で、色々な所に通われて良くならない方だと思いますので、あえて一般的な原因等の説明は割愛させて頂きます。
ここでは当院の膝痛に関する考え方をまとめております。
一般的に言われている膝痛の症状や原因に関してお知りになりたい方は、グーグル先生で検索して頂ければ詳しく出てきますのでそちらでお調べ下さい。

そうして悪化して行く

上記①~③いずれの症状でも、痛み、腫れ、水が溜まる等の症状が出ますが、それらの症状のため無理もできず動かさない(動かせない)ので、筋肉が衰え、硬く縮んでしまいます。
筋力が低下するから動かすのが大変になり、階段の上り下り、立ったり座ったり、歩く等の日常生活に不自由を来たすようになります。
弱った筋肉で動くから、筋肉が疲れて硬く縮む→痛いからあまり動かない→筋肉はなお弱る、という悪循環が始まるのです・・・・

当院の考える膝痛

 以下述べることは膝痛全てに当てはまるということではありません。
一般的膝痛で色々通ったけれど、中々痛みがよくならないという場合の内容です。 

 基本的に膝の軟骨や骨に痛みを感じる神経はありません。
運動や事故等で膝の軟骨や骨に障害が起き、同時に膝関節周辺の組織が炎症を起こすなどして痛みが出る。そういった事がなく自然と痛みが出たり、腫れたり、水が溜まって痛みが出る場合もあります。
では運動や事故等の外傷以外で、なぜ自然と痛みが出てくるのかと言うことです。
本当に軟骨がすり減ったりするから痛むのでしょうか?
慢性的な状態になり、膝関節周辺の組織が炎症を起こしていなくても膝が痛む人はたくさんいます。
「太っているから膝が痛む」と言われる方もいます。
逆に「痩せているから、運動が足りないから膝が痛む」と言われる方もいます。
確かに自分の筋力に対して過度に体重があれば、膝への負担は増えるし、痛みの要因の一つにはなるかもしれません。
しかしそれだけで膝が痛むと言い切れるでしょうか?

 私の知り合いの知人で膝が痛い方がおられました。かなりふくよかな方のようで、体重を減らしなさい、歩いた方がいいですよ、と言われて一所懸命に歩いたそうです。
確かに膝が痛いのがほんの少し良くはなってきたそうですが、何の指導もなくただ歩いたため、腰が痛くて動くのが大変になり、結局歩くのを止めてしまったそうです。
当然膝痛もたいした改善もないまま、また痛みは元に戻ってしまったそうです。
腰痛持ちのおまけ付きで・・・・
きちんとした指導の下行う運動なら良いのですが、運動経験や知識のあまりない方が、単独で行うと返ってマイナスの結果になってしまう場合もあります。

話しがそれてしまいましたが「太っているから」とか「筋力がないから」膝が痛むというなら、世の中の「太っている人」「筋力がない人」は全員とまでは言いませんが、殆どの方が膝が痛いということになってしまいます。
また年で膝の軟骨がすり減っているから膝が痛むのであれば、膝の軟骨が再生でもしない限り、膝の痛みは治らないということになります。

実際にはその様なことをしなくても、痛みが消えていくことがほとんどです。

 25年位前にバレーボールの最中怪我をして、半月板損傷で手術をした方が紹介で来院されたことがありました。(お客様の声の方ではありません。)
半月板を切り取る手術をしたのですが、痛みのため膝に装具を着けての生活でした。
好きなバレーボールするにも不自由な状態。
矯正と筋力の強化で膝痛はなくなり、装具を着けることもなく、普通の生活を取り戻し、バレーボールも以前と同じようにプレーする事が出来る様になったそうです。

では何故膝が痛くなるのか?

 上記一般的に言われている膝痛の方の膝関節は、大雑把にいうと、太ももの骨に対してすねの骨(実際は外くるぶしの骨も関係しますが、ここでは省略します)が、前あるいは後ろ、それと左右いずれかに回旋するようにロック状態になっています。
そのロック状態は人によって違うのですが、動きが制限されている状態で膝を曲げ伸ばしするから痛みが出ます。
 すねの骨(外くるぶしの骨含む)を矯正しても、また元のロック状態に戻ってしまうので当院では別の箇所を施術します。
骨盤矯正、股関節矯正、膝関節矯正、足首や足関節矯正をしても、膝関節のロック状態は解除出来ません(出来ても一時的)
ここでロック状態と言っていますが、完全に膝関節がロックしているというわけではなく、動きが制限された状態を言います。
この動きが制限された状態を取り除けば、膝の痛みは消えていきます。

当院の施術概要

当院では主に以下【Ⅰ】~【Ⅲ】についてみて行きます。
【Ⅰ】膝関節の内側①軟骨や骨②靱帯③半月板に関する問題(上に挙げた「一般的にいわれている膝痛」)
【Ⅱ】膝関節の外側(膝関節以外含む)に関する問題①筋肉②靱帯③筋膜
【Ⅲ】膝関節の骨格上の問題(構造上 膝関節以外含む)

●テスト-※以下の内容は神経系等他の病変がないことが前提
 ○膝関節の靱帯、半月板等 ○筋肉の状態と筋力テスト
 ○膝関節の構造上の問題と、その他の関連部位等を調べる

※ホームぺージで実際にやる事を詳細に表現出来ないので詳細は省略
 膝関節構造は太ももの骨・すねの骨・外踝の骨の状態をチェックします。
その状態の異常が単体で起こっているのか、その他の部位が影響して起こっているのかによって、施術する部位が膝とは全く別なところかを見極めます。

ここが膝痛改善の一番のポイント
長年の経験で膝関節の矯正等では、一時的に痛みが楽になるだけで根本的には改善できない事が殆どなので、補助的に使うに留めています。


膝の痛みが消えてきたら、再発防止のためその人に合ったアドバイスをします。
日常生活で気を付けるポイント、筋肉が弱っている方、仕事で極端に偏った体の使い方をする方、運動で注意する動き方・使い方等々

★このページは一般の方向けに書いているので、解剖学その他の医学的な事に関して、詳細な事柄には触れておりません。
もし詳細な事柄についてお知りになりたい方は、その事柄についてインターネット等でお調べ下さい。